本書の中で著者は、人との距離のとり方について面白い三つの観点を紹介しています。
一つ目は、上手に自己開示をすること。※
そして二つ目は、自分の生活ペースを決めて、譲れない日時以外は気前よく人付き合いをするということ。
三つ目は、死んでも他人の悪口は言うなということ。
※これは掘り下げて二つポイントをあげています。
一つは自慢をしないこと、もう一つは自分を卑下しすぎないこと。
実はこの三つ、特に一つ目と三つ目はなんら珍しいことを言っているわけではないですよね。
むしろ、よく聞き飽きた言葉であるはずです。
しかし、これがなかなかできないというもの。
自慢話をしてしまったり、自分を卑下するように見せて周りのフォローを期待している、なんていう人は周りにもいるだろうし、自分自身もやってしまっているのではないでしょうか。
また、特にその場にいない人の悪口を言ってしまうことも、あるのではないですか?
私は人間として見るのであれば、どちらも「悪」であるとは言えないと思っています。
なぜなら、そういう気持ちの芽生える種というのは、何かしらの欲求が満たされていない状態にあると思っているから。
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