名前は知らなくとも、この名言を知っているという方も多いのではないでしょうか。
非常に素直ですがエモーショナルで、誰もが共感できる一文だと思います。
名言となるべくして生まれた言葉とでも言うのでしょうか。
どんな人でも、だいたい覚えることよりも忘れることのほうが難しいといいますね。
覚えることは意識的にしないようにすることはできるけれど、意識的に忘れるということは出来ません。
誰かが教えてくれてできるものならいいのですが、実際はそうもいかないから人生には悩みがつきもので、それゆえに苦しくて、ときには感情が爆発してしまうのですよね。
本当に辛いことでも、誰も忘れ方を教えてくれない。
自分の心のなかと向き合うしかない。
それがどれだけ苦しくても、傷口が風に晒されて痛くても、涙が滲みて痛くても。
だから下記のこんな名言もあるんですよね。
誰かを愛して誰かを失った人は、何も失っていない人よりも美しい。イルマーレ出典:
失恋したということ、つまり恋を失ったということは、恋以外の大切なモノを得られたということでもある。
むしろその意味で言えば、失恋というよりは恋が形を変えたという表現のほうが近いかもしれません。
だから失恋がもたらすのは、悲しみや絶望だけではないのです。
すごくチープな言い方をするのであれば、失恋してはじめて盲目になっていた人はその盲目さに気づくし、その恋から学ぶことが出来るのです。
もう少し高尚な言い方をすれば、恋をすることで人間的に成長することが出来る。
いまは自身の頭で考えてこの意味がわからないのだとしても、他人はその変化や成長に気づいているはずです。
安心して恋の傷を癒やしてください。
別れる男に、花の名を1つ教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。川端康成出典:
私がこの言葉を名言としてここのピックアップしたのは、ただひとつの理由です。
それは、そのときの人の心情によってこの言葉が色を変え、意味を変え、その目にどう映るかが変わると思ったからです。
言葉のプリズムとでもいうのでしょうか。
私、実はこの原稿を数日かけて小分けに書いていまして、最初に読んだ時のこの言葉の解釈と、いまの解釈ではまったく別のものになっているのです。
だからあえて余計なことは書かずに、いまの思いをそのまま映してくれる鏡だと思って、この言葉の意味を考えてみてください。
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