つまり「いい女」とは、迎合せず「自分」というものをしっかり持っている女性のこと。
自分の考えや意見を持ち、自他を大切にできる人が魅力的に見えるようです。
その魅力はズバリ、「自他肯定感」。
「自他肯定感」とは、心理学の言葉で、自分と人を信頼し、尊重できることをいいます。
ある心理分析用語で言うところの、「I am OK, You are OK」という基本姿勢になります。
ここから少し専門的な話になってしまいますが、読みながら自分はどうか少し考えてみてくださいね。
「OK」とは、基本的信頼感のことで、自分の中で双方がOK(自他肯定)になっていると、自分を大切にし相手も尊ぶことができるんです。
なので「I am OK, You are OK」な人は、自分も他者も価値ある存在だと認識できているので、直接的で配慮深い交流を行うことができます。
これが「I am OK, You are not OK」だと、自己中心的で疑い深くなり、他者との関係も支配的に。
反対に「I am not OK, You are OK」だと、消極的で自分を卑下し、依存的、また受身的な関係になりやすいです。
「I am not OK, You are not OK」は、自分も周りの人間も信用できない虚無的な状態で、他者との交流を拒否してしまいがちに。
自分に自信がないと自分の劣っているところや人の言うことばかりが気になってしまいますが、自己肯定感がある人は自分の「劣等性」を自覚していて、そこに不要なコンプレックスは持ちません。
つまり、出来ることと出来ない(苦手な)ことを知っているだけで、そこに過剰な「恥ずかしい」「出来る人が羨ましい」というマイナスな感情を付与しないんです。
自分の弱い部分を笑って言えちゃったりするなんて、とってもポジティブで魅力的です。
そのいい女像は、心理学的にもきちんと証明されているんですね。
そして同じように他人に対しても「OK」の構えでいれば、「相手も、相手の考えに基づいて行動しているんだ」と思えるので、「○○してくれない」「私はここまでしてるのに」という、見返りを期待した一方的な不満を持たないようになるのです。
自分と相手を大切にしているかを意識する
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