織姫と彦星は、一年に一度、七夕の日にしか会えない二人です。
最も有名な遠距離恋愛と言えます。
小さな頃はロマンティックなお話だなと思っていたのですが、ふと思ったのです。
織姫は、彦星に会えない残りの364日の間、他の男性に心が揺れる事はないのだろうかと。
彦星は、織姫以外の女性に寂しさを紛らわせてもらっていないのだろうかと。
一年に一度しか会えないのであれば、それぞれに別の好きな人がいても、双方が言わない限りバレないではないかと。
非常に残酷な考え方ですが、遠距離恋愛にはついてまわる問題だと思います。
織姫であるあなたが、落ち込んでいたり寂しい日々を過ごしている時、いつも傍にいて励ましてくれる男性がいたり、遠距離恋愛に苦しんでいるあなたに恋をして、「そいつと別れて俺にしろよ」と強くアプローチされたら、どうでしょう。
強い絆と強い愛で繋がっている間は良いのですが、少しずつ少しずつ解けていく過程で、そういう人が現れないとも限りません。
遠距離恋愛は強い信頼が必要です。
愛し続ける強さが必要です。
弱さを見せられる・あなたを大切にしてくれる人が傍にいて、あなたの心が揺らぎ、彦星から心が離れていこうとするのは決して悪い事ではありません。
それは、遠距離恋愛でなくてもある事です。
毎日会える二人でも、他の人を好きになって別れを迎える事なんて普通にあります。
ただ、遠距離恋愛を二人で乗り越えようと誓った事への罪悪感が強いのは否めません。
本当のところはどうか分かりませんが、織姫と彦星の会えない364日問題で別れを迎えてしまう可能性を頭の片隅においておく必要はあるかもしれません。
まとめ
遠距離恋愛は、物理的・現実的・日常という問題がつねにあり、難しい恋愛である事は間違いありません。
距離がネックになっているのなら、交際を始めないのも一つの賢明な決断と言えます。
交際をしてからの別れより、交際をする前の別れの方が、あなたの傷の度合いが違うからです。
遠距離恋愛をしても別れない為に、可能であれば、将来の約束が前提にある遠距離恋愛が良いですね。
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