もう一人の男の子は、彼女のほうがハードワークで、自分のほうが早く帰ってくることも多いからと、同棲開始後自分から率先して家事をするようになったそう。
それだけでも立派だと思ったのですが、問題はそのせいで彼女のライフスタイルに左右されてしまい、自分の自由な時間が持てなくなってしまったということです。
彼はかなり家事能力のある人で、だいたい家に帰るとまず食事の支度をし、途中で中断して、家を出る前に彼女に頼んで回してもらっていた洗濯機から、洗濯物を取り出して干します。
「今から帰る」と彼女からのLINEが入ったら、中断していた食事の支度を再開して、彼女が帰ってきたらご飯、それから食後の片付けをして、彼女と一緒にお風呂に入って、彼女が電気が眩しいと眠れない体質だというので、一緒に就寝するのだそう。
確かにこれは私が彼女側で同じように家事をしていたら、そりゃ逃げたくもなるなと思ってしまいました。
彼は土日くらいどこかへ出かけたいと思っても、疲れきって昼過ぎ（最悪夕方）まで寝ている彼女に悪くて、言い出せないと悩んでいました。
これも自分の行動が制限されている、というストレスになっているのでしょう。
生活スタイルの異なる人間二人が、一つ屋根の下で暮らすということがいかに大変なことなのか、というのがよくわかります。
そしてそんな彼は、ふいに家事をしていたり、洗濯物を干している間に「あれ？オレなにやってるんだろう？」と思うことがあるのだそう。
私も彼氏と半同棲していて家事をすべてしていたときは、同じ気持になったことが多々ありました。
一度そう思ってしまうと、もう後に戻れないというか、前のように素直に家事をし続けることができなくなってしまうんですよね。
もちろん問題は家事を２人で半分にしないことなのですが、相手への遠慮や適性などもあって、うまくいかないものですよね。
こうして自分が何をしているのか、目的が分からなくなってしまった時、別れを意識してしまうのだそう。
#3 スマホを見られたとき
この話の中の彼は#2と同じ彼のことです。
その彼、彼女に携帯を無断で見られてしまったことがあったのだそう。
別に見られて困る内容があったわけではなかったそうですが、先にお風呂から上がった彼女の後に洗濯をして、少ししてからリビングへ向かうと「ねえこの子だれ？」と普通にLINEの女友達とのやりとりを見せてきたときには、すーっと全身から力が抜けたと言います。
そんなに信頼されていなかったのかとか、なんで人のスマホを普通に見てるんだろうとか、言いたいことが沢山あって、結局何も言葉にならないし、彼女の詰問は続くしで、彼は「後から一人で泣いた」と笑って語ってくれました。
それにしても、壮絶な話ですね…。
私は彼氏のスマホを見たいと思ったことがないのでわからないのですが、画面に出ていると気になるのかもしれませんので、LINEなどは通知OFFにしておいたほうがいいかもしれません。
さすがに携帯を勝手に見られたら、別れを意識するどころか、その場で別れを切り出されてしまうかもしれませんね。
#4 何度も注意したことが直らないとき
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