もう会えない時
2つ目の辛い片思いを諦めた方がいい時は、「もう会えない時」です。
これは、片思いの人がこの世から姿を消してしまった時だけではありません。
確かに、片思いをしている人がもうこの世に存在しなくなってしまった時は、片思いを続けていても自分の辛い気持ちを消し去ることは出来ないので、そのような場合も諦めた方がいいと思います。
でも、好きな人に会えなくなる時って、相手が姿を消してしまった時だけではありませんよね。
例えば、好きな人が遠くの街に行ってしまって、今までのように気軽に会えなくなってしまう時、1度会っただけで連絡先も住んでる所も知らないし知るすべがない時なども考えられます。
こんな風に、2度と会えないわけではないけれども、会うことが難しいという状況になった時も片思いを諦めた方がいいのではないでしょうか。
今の時代は連絡先を知っていれば、いつでも連絡を取り合うことは出来ると思いますが、片思いをしている時って、いくら連絡を取り合ってても距離を縮めることって出来ないんですよね。
カップルならお互いの気持ちが同じなので、離れていても気持ちを確かめ合ったり、会う約束をしたりすることが出来ると思いますが、片思いとなると相手の気持ちが分からないので、どうアプローチしたらいいのか分からなくなってしまうんです。
また相手が自分に気がないと、会うことも難しいと思いますし、会えないと辛い気持ちが大きくなってしまうと思います。
「遠距離恋愛カップル」という言葉はあっても「遠距離恋愛片思い」という言葉はあまり聞いたことがありませんよね。
片思いの場合、電話やメールなどの繋がりよりも、直接会ってお互いの顔を見て距離を縮めることの方が相手に好意を持ってもらいやすくなるからだと思います。
距離が離れて、会えなくなることが増えていけばいくほど、片思いをしていることが辛いと感じるようになってしまうと思います。
何年も片思いをしている時
3つ目の辛い片思いを諦めた方がいい時は、「何年も片思いをしている時」です。
片思い歴数ヶ月という人もいれば、片思い歴数年や数十年という人もいると思います。
片思いには期限がありませんし、長年の片思いがやっと実って幸せになった人も少なからずいます。
でも、何年も片思いをしていると辛いことも沢山あったと思います。
そして、これからも辛いことはあると思います。
これまで乗り越えてきた辛いことよりも、もっと大きな辛いことが起こらないとは限りません。
片思いには辛いことが付きものとはいえ、何回も何回も辛いことを経験していると、自分の心はボロボロになってしまうと思います。
ボロボロになった心のまま、好きな人にアプローチしても上手くいくはずはありませんよね。
また、何年も片思いしていると意地が出てしまうことがあります。
もう気持ちなんてないのに、片思い歴が長かったから何としても好きな人を手に入れたいという気持ちになってしまうことがあります。
この場合、好きな人を手に入れることが出来ても、気持ちはだいぶ前に離れてしまっているので関係が長続きすることはありません。
また、何年も片思いをしている中でチャンスは何回も訪れていたと思います。
それなのにそのチャンスをモノに出来なかったということは、あなたの片思いは縁がないものなのかもしれません。
このまま片思いを続けていても、自分が辛い気持ちになるだけで誰も幸せになれないかもしれません。
片思い歴が長いからといって偉いわけではありませんし、好きな人のことを知り尽くしているわけでもないと思います。
1度好きな人への気持ちを考え直してみたり、チャンスをモノに出来なかった理由などをしっかり考えてみて下さい。
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