脈なしサイン3:優しさを見せない
好きな人が出している脈なしサイン3つ目は、「優しさを見せない」です。
男性は基本的に女性に優しくしてくれる人が多いです。
これは脈あり脈なし関係なく、「女性は男性よりもか弱いから」という理由で優しくしてくれます。
なので、ちょっとした優しさで「脈ありだ」と勘違いしないようにして下さい。
脈なしでも優しくしてくれるとは言いましたが、脈なしの人には必要以上の優しさは見せません。
例えば、自分が重たい荷物を持っていたとしても、好きな人は素通りしてしまうかもしれません。
泣きながら重たい荷物を持っていたら、好きな人は声をかけてくれると思いますが、普通に重たい荷物を持っているだけでは、好きな人が「重たそうだから持ってあげるよ」と声をかけてくれることはありません。
これは決して男性が冷たいというわけではなくて、脈なしの人には自分に惚れてもらいたいという気持ちがないので、優しさを見せなくてもいいと思っているからです。
脈ありの場合は、重たい荷物に限らず、自分が何かを持っているだけで声をかけてくれます。
女性に「この人は優しいな」とか「何でも協力してくれる」と思ってもらいたいからです。
もちろん、荷物以外のことでも脈なしの人には優しくしないので、周りの人よりも冷たい態度になってしまうこともあります。
よく男性は好きな人に冷たくするとか、いじめたくなるなんて言われていますが、脈ありと脈なしでは「冷たい態度」でも全く違います。
脈ありの場合はどんな態度でも愛がありますが、脈なしには愛がありません。
「女性に持たせられません! 」
以前、勤めていた会社でアルバイトをしていた男子学生が言ってくれたことがあります。
そのとき社外に発送しようとしていた荷物が大きくて、重さも結構あったので慌てて駆け寄ってくれたのです。
各部署から出た荷物を集めて総務へ運ぶ係ですから、彼の仕事の範疇と言えばその通りなのですが、荷物を梱包、所定の集荷場所へ出そうとしていたところだったのでちょっと感動したものです。
「聞いた? 聞いた?あなたたちも見習ったらどう? 」
うれしくなった私は、同じ部署の男性社員たちに言ってまわりました。
「そんな荷物、いつも出してるじゃない」
軽くあしらわれてしまいましたが、女性とすればバイトくんの言動、行為はうれしいものです。
もちろん、彼は私に脈ありサインを送ったわけではありません。
そうかと言って、脈なしサインというわけでもないのです。
彼が取った言動、行動はいわば彼のポリシー。
か弱い女性に重いものを持たせるべきではないという、欧米男性のレディー・ファーストにも似たものです。
イギリスに行ったとき、デパートに入ろうとガラス張りのドアを開けようとすると、なかから中学生くらいの男の子が走ってきてドアを開けてくれました。
少年はちょうど帰ろうとしていたのか、たまたま私がドアに手をかけるのを目撃したのか定かではありませんが、使命感に燃えて走ってきたのでしょう。
重いドアを女性に開けさせるなんて、男の恥くらいに思っていたのかもしれません。
さすがは紳士の国、イギリスです。
少年もまた、脈あり、脈なしなど論外でしょう。
バイトくんと少年に共通するのは、やはりレディー・ファースト。
欧米の男性や若者たちには、自然に備わっている精神なのかもしれません。
そうだとするなら、お目当ての彼が荷物を持ってくれたり、ドアを開けてくれたり、そのほか優しい態度を見せてくれたとしても深い意味はないのかもしれません。
意中の彼が優しくしてくれたら期待してしまいたくなるものですが、そこは見極める必要があります。
安易に脈あり、脈なしの判断は禁物です。
レディー・ファーストの精神に基づいてのことなら、義務にも等しいわけですから。
だいたいレディー・ファーストとは女性を気遣ったものではなく、男性が我が身を守るために編み出された卑劣な自衛手段です。
何が待ち受けているかわからないから女性を先に行かせる、毒が盛られているか確認させるために先に食べさせる。
そんな男性の身勝手さから生まれたのがレディー・ファーストなのです。
それを考えればレディー・ファーストの実践=脈なしサインなのかもしれませんよ。(笑)
もちろん冗談ですけど。
レディー・ファーストが誕生したのは中世ヨーロッパ。
現代社会とは事情が違います。
今のレディー・ファーストは、フェミニストの代名詞のように扱われています。
でも鵜呑みにするのは危険かも。
女なんて何にもできない生き物だから、俺様が手を貸してやるのさ的な不届き者も一定数生息しているようです。
これはもう、脈あり、脈なし以前の問題。
ちなみに日本の武士は3歩下がって俺について来い的なことを言っておりましたが、実は身を挺して女性を守るためだったとか。
見せ掛けだけのレディー・ファーストよりステキでしょ!?
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