おとなしい女性が陥りやすい恋愛関係に、共依存があります。
恋愛における共依存とは、字のごとくお互いに恋愛の相手に対して依存してしまう関係のことです。
共依存は、あまりよろしくない関係です。
なぜなら「依存」という言葉がつくのは「アルコール依存」「買い物依存」「薬物依存」などで、いずれも何かに異常なほど執着して頼らなければ、自分を保てない状態を指すからです。
依存症の中には「恋愛依存症」も含まれます。
恋愛依存症は、恋愛をしていないといても立ってもいられず、継ぎ目なく彼氏を変えていく人のことです。
恋愛依存症については、また別の機会にお話ししますね。
恋愛における共依存とは、お互いの存在に執着し、お互いをダメにしてしまう依存症のことです。
共依存になっているおとなしい女性は、彼氏をダメンズにしてしまう可能性があります。
恋愛で共依存になっているおとなしい女性は、具体的には次のような特徴があります。
・彼氏がいないと生きていけないと思ってしまい、彼氏を束縛する
・彼氏に必要とされたいので、色々と世話を焼く
・自分のことは二の次。彼氏優先の生活で安心する
・この恋愛こそ全て。この恋愛が終わるなんて考えられない
親の感情に振り回されて育ったおとなしい女性は、自分が大人になると今度は優先する対象を彼氏にすり替えます。
自分の存在意義を「認めてもらうこと」でしか確認できないからです。
ですのでおとなしい女性で、恋愛で共依存の人は、彼氏に色々なことをしてあげます。
床に散らかった脱いだ服を畳んであげる、朝は起こしてあげる、市役所や郵便局も代わりに行ってあげる、靴下を履かせてあげる人もいますね。
一見とても優しい行為のように思えますが、彼氏が自分でできることを全て取り上げてやってしまうのです。
恋愛で共依存のおとなしい女性は、自分は良いことをしていると思います。
ですので、ひどい場合にはDVに発展してしまっても、自分の都合の良いように解釈して離れられなくなります。
例えば、彼氏に殴られても、「殴った時の彼氏は本当の彼氏じゃない。だって我に返って後から涙を流して謝ってくれるもの」などと思ってしまうのです。
認知が歪んでいることすら気づかず、人から別れるように言われても別れないのは、彼氏が自分を必要としていると思いたいからです。
彼氏が必要としてくれて、認めてくれて、初めて自分の存在意義を確認できるのです。
だからこそ、この恋愛、この彼氏に執着し、失うことを極端に恐れています。
共依存の状態では、自分軸で生きているのではなく、彼氏という他人軸で生きていると言えるでしょう。
恋愛で共依存になってしまう女性のタイプの多くには、ある共通点があります。
・困っている人を見ると見過ごすことができない
・我慢強い
・自分を犠牲にしてでも他人を幸せにしてあげたくなる
これってまさに、長女タイプやおとなしい女性のタイプですよね。
そして、そんな女性に惹かれるのが「回避依存」という性質を持った男性です。
回避依存の男性の特徴は、次の通りです。
・人と親密になるのを避ける
・束縛されるのが嫌い
・命令したり独裁的に振る舞う
・人の上に立ちたがり、コントロールする
・気分屋
こういった男性は、恋愛中の彼女がおとなしい女性で、なんでもいうことを聞いてくれているうちは彼女に優しくします。
ですので、おとなしい女性は「頼りがいのある優しい彼氏」だと思います。
しかし、女性の方が頭が良かったり稼ぎが良かったりすると手のひらを返したようになります。
いつでも自分が上に立ちたい、支配したいからです。
また、ラブラブな恋愛中でも束縛されたり人と深く関わるのを嫌うため、追求されたりこまめな連絡を要求されると、急激に気持ちが冷めてしまいます。
おとなしい女性が素敵な恋愛を手に入れるには
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