恋愛における共依存のしくみ
恋愛における共依存のしくみは、どちらかに原因があるのではなく、男性と女性の両方が揃って起こります。
先に挙げたように、育てられた環境の中で十分に愛情を与えられていない人は、他者との信頼関係を作りにくく、自分に自信が持てません。
根底に「自分は愛されるべき存在ではない」という気持ちを持っているからです。
また、常に愛情を欲しているので欠乏感や「認められたい」という承認欲求も強くあります。
そのため大人になってもうまく社会に馴染めなかったり、生きづらさを感じています。
それで唯一他人と深い関係ができる恋愛で、彼氏との関係に固執してしまいます。
逆に彼氏への愛情が薄れていても彼氏に強くすがられると、認められていることが嬉しくてズルズルと許してしまうのです。
恋愛での共依存のカップルによくある例としては、彼氏がギャンブルやアルコール依存などから抜け出せず、彼女がサポートしているパターンです。
いくら注意しても彼氏がギャンブルやアルコールをやめず、お金を要求したり暴力を振るうため、彼女は何度も別れようとします。
しかしその度に彼氏に懇願され、結局許してしまうというもの。
また、別れようと思えば別れられるのに、人に勧められても別れません。
それは、「この人は私がいないとダメなんだ」という表向きの気持ちに隠された「依存されることによって、自分の価値を維持する」という真の目的が原因だからです。
さらにこの状態での彼氏の心理は「自分の言うことをなんでも聞いてくれるお母さん」を彼女に求めていると言えます。
二人の真の目的がそういった利害関係に成り立っているため、恋愛の共依存の関係は終わらせることが難しいのです。
恋愛関係での共依存に悩んだら
これからどうやって男性と付き合ったり、恋人とより良い関係が築けたりするのか、1人で考えていると、抜け出せない暗いトンネルにいるような不安でたまらなくなってしまうと思います。
友人に相談しようとしても距離が近いからこそ、すべてを話せないということもあるかもしれません。
そういうとき、知らない誰かに話を聞いてもらうと心が楽になることがあります。
おすすめしたいのが「占い」です。
あなたを知らない「占い師」に相談することにより客観的な意見をもらうことができ、あなたの不安や悩みもなくなるはずです。
しかも「電話占い」であれば顔バレする事もないし、好きな時と場所でリラックスして相談することができます。
誰にも知られることなく悩みを相談してみてはいかがでしょう。
恋愛関係の共依存を手放すには
恋愛関係での共依存を手放すには、本当の自分を認めることです。
「母親に愛して欲しかった自分」
「誰かに認められたいと思っている自分」
を受け入れることです。
彼氏への愛情ではなく、自分の問題として、自分に向き合いましょう。
それはとても大変なことかもしれません。
今まで自覚していないで生きてきたのですから。
しかし、それができるようになると「誰かにしがみつかなければ生きていけない」と思っていた自分が消えて行きます。
人の言動に左右されることもなくなり、安心感や安堵感があることに気がつくでしょう。
気づいたからといって「直さなきゃ」と気負わなくても大丈夫です。
人は気づいた瞬間から変われるものなのです。
そして不思議なことに、あなたが変わると周りの人たちも変わってきます。
もちろん彼氏もです。
あなたに高圧的な態度をとったり、コントロールしようとしてこなくなってきます。
共依存のしくみを知ったあなたは、自分でも気づかないうちに内面が変わってくるので、彼氏への接し方も変わっているはず。
その結果、彼氏にも変化が現れます。
もし彼氏に変化が現れない場合には、彼氏が回避依存が維持できる相手をまだ求めている証拠。
しかし、あなたはそれに付き合う必要はありません。
彼氏の問題は、彼氏自身が自分と向き合って解決しなければならないからです。
自分と向き合って共依存を手放したら、共依存の女性を必要としない、自立した素敵な男性がきっと目の前に現れますよ。
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