たとえば、彼氏が仕事で大きなプレゼンがあって忙しいから会えないと言ってきたとしたら、「え？土日くらい会えるでしょ？」と思う人もいるでしょう。
確かにその通りなのです。
休みの日なんだから、月曜日の週明けにプレゼンがあったとしても遊べるはずなのです。
仕事自体はないから。
しかし、彼らは仕事で大きな勝負事があると、終えるまではそのプレッシャーの影響下に心を置き去りにしたまま土日に突入してしまうので、楽しむことはできません。
なのでそんな気持ちの状態を表すために「大きな仕事があって、いまはそれに集中したいから。忙しくてごめん」と言うわけです。
物理的な作業が追いついていないわけではなく（そういう場合もあるのでしょうが）、気持ちが仕事のままで忙しく（忙しいという言葉は便利なので、心が落ち着いていないときにもつい使ってしまいがちです）、そんな状態では会っても楽しくないからと思ってしまうのでしょう。
オン・オフのメリハリをつけられるタイプもいれば、そうではなく仕事とプライベートを切り分けないタイプもいるのです。
そう思って、相手の行動習性を理解してあげることが大切です。
#3 「生きるための仕事」と「自己実現のための仕事」
仕事に対する熱意や思いなどは、人によってほんとうに様々ですよね。
自己実現のために仕事をするのか、ご飯を食べて生きていくために仕事をするのか。
それが違えば、その分恋人に求めるものも変わってきます。
モチベーションが『仕事＜恋人』のひとと、『仕事≧恋人』の人であれば自分が相手に対して「してあげていること」と、相手が自分に「してくれていること」の差が大きく感じられて当然だし、優先順位も変わってくるので、相手との愛情に差を感じてしまうのでしょう。
もちろん相手にそれを伝えることも重要でしょうが、これもやはり直りません。
であれば、自分自身ももっとスキルアップできる仕事についたり、夢中になれる趣味などを作ったりして、彼氏との恋愛に対するモチベーションの差を埋めるしかないのではないでしょうか。
お互いのモチベーションが異なれば、ともに苦しくなるのは間違いありません。
とはいえ、仕事に対して彼氏にモチベーションを下げてほしいとお願いするのは得策とはいえません。
その理由は、大きく２つあります。
１つは、彼氏が「仕事よりもお前を取れと言っているのか？」と、二者択一を迫られているような気分になって、あなたのことを「重い女」だと感じるかもしれないということです。
もう１つは、もし彼氏と将来のことを考えているのであれば（あざとい話にはなりますが）、彼氏が本当に仕事のモチベーションを落として仕事があまりうまく行かなくなってしまってもよくありませんよね。
ですから自分のためにも彼氏とモチベーションの差があるのであれば、自分が動くのが良いのではないでしょうか。
#4 疲れたまま会うくらいなら次に回したい気持ちがある
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