大体の人は理想の恋人像の隣に自分がいる違和感を覚えるはずです。
何故なら、人は理想を自分のレベルより高く設定し、また甘えもその中に滲ませるからです。
「こういう人だったら自分は楽できそうだな」とか「こういう人だったら働かなくて済みそう」など、こういった考えを持つことは恥ではありません。
しかし、男性にとってこういう思想をもった女性は「自分のことを愛してくれない存在」でしかなく、その男性も「恋人が欲しい男性」であったとしても、あなたを選ぶことはないのです。
ならばどうしたら良いかと言いますと、諦めて自分に見合った男性像を思い浮かべるか、自分のレベルを引き上げたらいいのです。
恋人が欲しいなら自分のレベルを引き上げよう
自分のレベルを引き上げる方法を見つけるのはとても簡単です。
理想の恋人像に、まさに自分がなれば良いだけなのです。
それは身長や年収など上辺だけのものではなく、理想像の中身をあなたが目指すという話です。
理想の恋人像の多くは、姿かたち、条件などはまばらでも「努力をする人」というところは共通しています。
人は自身に似た人を選ぶという話を聞いたことはありませんか？
努力の人は、努力をする女性が好きなのです。
例え、あなたが努力なくして理想の男性と巡り会えたとします。
男性側はあなたに自分と似ている部分を見出して、あなたに興味を持ったのでしょう。
しかし、その似ている部分が弱い部分だけだった場合、彼はいずれあなたとの別れを決意することになります。
自分の弱い部分を常に傍に置いておけるほど、人は強くないからです。
自分の理想に出会えてもチャンスを無駄にするくらいなら、「恋人が欲しい」と考えている今、理想の彼にあなたが近づいて、チャンスを無駄にしないようにレベルアップをはかってみませんか？
釣り合いのとれているカップルのわかりやすい例
理想の恋人像と自分のレベルを合わせると言っても、いまいちピンとこないひとも多いかと思いますので、ここで釣り合いのとれているカップルの例をお話します。
例えばみんな大好き少女漫画で言いますと、よくある話だと「学園一のイケメン御曹司」と「そこらへんに居る地味な私」の例ですね。
最初から「御曹司」が「地味な私」のほうに惚れこんで～というお話でも、この場合は「地味な私」のほうが「御曹司」から見ればレベルが上で、だんだん「御曹司」が変わっていき、「地味な私」の方が「御曹司」に惚れ込みますよね。
この場合は思いやりだったり、勇気のある行為などを習得した「御曹司」が「地味な私」を落とします。
ふたりにはプラスの共感する部分ができ、釣り合いがとれるようになったわけです。
また別の現実的な例を挙げますと、オシドリ夫婦と呼ばれる夫婦を観察してみると、夫側が亭主関白だとしても、妻側はどこか涼しい顔をして笑っていますよね。
どこをどう釣り合わせているのかは会話してみないとなんともですが、少なくとも上下関係があるようには見えません。
どちらが上で下なんていうものは、この２人にはないわけです。
対等で居る為には、認め合わなければなりません。
人は人に対して自分の中に持っている部分しか見出すことができないため、認める為、認めてもらうためには自分の中に認めてもらいたい人と同じ部分を作らなければならないのです。
なのでこういった恋人が欲しい、こういう恋人像の人を恋人に欲しいと思った場合は、その理想像と自分に共感ポイントを作ることで釣り合いをとることができます。
ただし、上でも申し上げました通り、マイナスの共感ポイントでは別れを切り出されてしまう可能性が高くなってしまうため、プラスの共感ポイントを作りましょう。
共感ポイントを作る時は上辺の部分ではなく、なるべく中身で作ろう
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