これまでの事から、男性というのは相手女性が妊娠したところで、覚悟どころか自覚にも乏しいのはお分かりいただけると思います。
でも、妊娠という事実(今回の場合は嘘ですが)は確実に刻み込まれていて、やがて彼氏は妊娠を目の当たりにし覚悟の是非を問われることになるんです。
しかし男性側としても、自覚にも乏しい状態だったのに覚悟を決めろと言われても、簡単にそんなものが備わる訳がありませんし、それは無茶な要求だと言えます。
そんな状況ですから、頭がまとまらない状態で事の重大さに気付き、妊娠したという現実の大変さを身に染みて理解することになるんです。
そして、これからある結婚や出産、その後も家族を支えて一家の柱として頑張らなければならない、そんな必ず起こる現実に尻込みをしてしまうでしょう。
でもそんな状況、誰だって尻込みするに決まってます。
女性は母親なので、まもなく母性に目覚めて強くなれますけど、男性にはそもそも父性なんてないため、まっさらの状態でそんな重いことを受け止めなければならないんです。
だからあなたが妊娠をでっち上げたところで、当たり前のように彼氏は尻込みするはずなので、やる必要なんてありませんしそもそも必要ないんです。
育てられる自信がない
先にある、自分の子という概念がない、または薄いことに加えて、妊娠に対して尻込みをすることから、そこは新たな命に対する一種の恐怖めいたものを感じます。
その事から、いくら我が子だと言っても育てられる自信がない、自分が子どもなんて育てられるのかなどと、自分に対する猜疑心でいっぱいになってしまうことも考えられるんです。
これが母親なら、妊娠と同時に母性によって覚悟を決められることが多いので、育てられるかどうかと言うより「育てる」になるんですけど、男性にはかなり難しいと言えるでしょう。
でも、妊娠の期間を経て出産を目の当たりにし、現実に自分の子どもをその手に抱えたときから、男性にもよりますけど少しずつ父性と呼べるものが現れるようになります。
そこでようやく自分の子であることを自覚して、子どもを育てる、家族を養う決意を固めていく...言わば、「子どもと共に父親として成長する」んです。
そんな、子ども対する気持ちが芽生えるのが遅い男性です。
付き合っている段階なんかで妊娠をほのめかし、気持ちに探りを入れるなんてまさにナンセンスで、彼氏はおおよそ引いてしまうだけだと思います。
それで彼氏を責めても、父性はおろか子どもに対する一種の恐怖すらある可能性があるんですから、あなたが何を言っているのかもはや分からないんじゃないでしょうか?
もっとも、妊娠に対する受け止め方などが男女では明らかに違うと理解しているのなら、決して妊娠という神聖な出来事で彼氏を試すなんて出来ないと思います。
お金が頭にチラつく
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