結局のところ、２人がうまくいくかどうかは２人の努力次第なんです。
相性診断で良い結果が出たとしても、２人で同じ道を歩んでいけないのならいずれ関係は破綻してしまうでしょうし、その逆もしかりです。
もし相性診断が良かったとしてもそれだけでうまくいくとは限らない、そういうことです。
確かに相性診断は「なるほど、確かに当てはまる」と思うようなことが書いてあることも多いです。
ですが相性診断は絶対ではありません。
あれは一種の娯楽なんです。
バーナム効果という、誰でも当てはまるようなことを自分だけが該当していると思い込む心理現象も占いや相性診断には使われているため、そういった効果で占いや相性診断を信じ込んでしまう気持ちもわかるんですけどね。
でも、やっぱり占いや診断結果を見て安心したり不安になったりするのは、相性診断だったら相手にも失礼なことだと思うんですよね。
２人の付き合いって、２人で育てていくものなのに、外から「相性悪いよ」と言われただけで今まで育んだものをダメだと思い込むパートナーがいたら、イライラしませんか？
なんで信じてくれないんだろうだとか、何がいけなかったんだろう、どうしたらいいんだろうと悩むかもしれません。
築き上げてきたものを否定された気持ちにもなるかもしれませんね。
相性診断に振り回されてしまうと、２人で育んできたものを見失います。
それに相性を決めるのは結局、生年月日や名前、血液型なんかではなく、価値観や生活スタイルではありませんか？
どんなに相性診断で結果が良くても、全く価値観が合わなかったり、食の好みが真逆であった場合、付き合いを思いなおすと思いませんか？
相性診断で安心したい気持ちもわかりますし、運命を感じたい気持ちもわかります。
ですが、振り回されてはいけません。
自分にとって彼氏が最高であるか、運命の人であるか決めるのは自分自身です。
他の誰でもありません。
相性診断が良くても悪くても、彼氏と自分の気持ちを信じましょう。
そして相性は自分で作り上げていってください。
愛は育めば育むほどあたたかく大きなものになりますし、その逆もしかりです。
それに相性診断で付き合う人を決めていたら大変ですよ。
相性診断で良い結果が出る人って多いもんです。
例えば芸能人相手に相性診断しても良い結果が出ることがありますから、それを考えると相性診断って中々いい加減です。
心理テストなどを組み込んだ相性診断ならまだ少しは的を得ているかもしれませんが、心理テストはその時の状態をテストするもの、未来はわかりません。
相性診断結果を良く見てみると、「〇〇かもしれない」「そのような可能性がある」といった言葉の羅列も多いですよね。
ふんわりしているんです。
ふんわり結果を投げておいて、受け止める側が良いように判断できるようにしているのです。
ということはつまり、相性診断はどう受け止めても良いという事にもなりますよね。
断言した相性診断は少ないです。
断言したらするほど、相手に「そうかもしれない」と思わせられる機会を失うため、仕方ないと言えば仕方ないですが、どう受け止めても良いようにとれる言葉を使っていることがわかると、相性診断に振り回されるのが馬鹿らしくなりませんか？
とはいえ、相性診断を参考にするのは悪い事だとは思いません。
例えば「ここをもっと〇〇したらいい」というようなアドバイスが書いてあった場合には、自分がそうであってもなくても、自分をもっと魅力的にするためにそれを受け止めて実行するというようなことは良いことだと思うんです。
もっと素直になりなさいと書かれていたらそのように頑張ってみると、彼氏との仲も良くなったりもしますからね。
そういった、アドバイスの面、自分を見直すことに使うのは全然アリだと思いますよ。
相性診断は良いところだけ覚えておこう！
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