一般的には「プロポーズに指輪なし」というのは、女性をガッカリさせてしまう要因の1つになりますが、中には指輪なしでも納得のプロポーズというのもあります。
・「とりあえず箱だけ」プロポーズ
とりあえず指輪の箱だけを渡されるプロポーズは、受け取った女性としては「指輪なし？」と一瞬、不安になるかもしれません。
ですが、この「箱だけのプロポーズ」は、「とりあえず箱だけ用意したけれど、中身は一緒に選ぼう」「中の指輪は、あなた好みのものを用意させてほしい」といった男性の想いが込められていたりします。
一瞬、「なぜ箱だけ？」と萎みそうになった気持ちが、彼のそんな言葉と想いでキュンっとしてしまう素敵なプロポーズですね。
しかも中身を自分のお好みで選べるのですから、女性としても文句はないでしょう。
この方法なら、指輪を見る度、プロポーズのシーンを思い出すこともできそうですね。
・指輪の代わりになる記念品を贈るプロポーズ
プロポーズの際には、「何か形になるものが欲しい」というのが女性の本音ですね。
そして、一般的にはその「形になるもの」が指輪なわけですが、予算の都合などもあり、彼が指輪を用意できないケースもあります。
そんな時には、ネックレスやブレスレット、時計など、何か形として残るような贈り物をくれると嬉しいですよね。
プロポーズの際の贈り物と言えば、花束が定番かもしれません。
ですが、女性の中には、「花は枯れてしまうから、記念に残らない」と残念に感じる方もいるでしょう。
指輪なしでのプロポーズには、やっぱり何か、記念になるものが欲しいものですね。
これはあくまでも「記念」なので、特にお金がかかった物ではなくても良いという考えの女性も多いでしょう。
例えばお揃いのキーホルダーなんかも素敵ですね。
・サプライズなプロポーズ
女性がプロポーズに求めているのは、「高価な物をくれること」ではありませんよね。
もし何も形に残る贈り物が無かったとしても、心に刻まれる、一生忘れないような思い出さえ残れば良いという女性もいらっしゃるでしょう。
例えば夜景の見える素敵なレストランで、スタッフの協力も得て、サプライズなプロポーズなんかされたら、一生忘れられなくなりますよね。
指輪そのものが無くても、そんなサプライズな演出だけでも、十分に満足できる女性もいるものです。
多くの女性が、「彼が指輪を一生懸命選んでくれたことに感動する」と感じていることからも分かるように、サプライズな演出を一生懸命考えてくれたことに対しても、感動してしまいますよね。
指輪はあくまでも、結婚したいという意思を伝えるための、1つのアイテムにすぎません。
指輪以外にも、指輪の箱や記念品、サプライズな演出という形で、結婚したい意思さえ強く伝われば、それで十分と感じる女性が多いのです。
逆に、「余計な演出や記念品は要らないから、何よりも指輪を用意して！」なんて、そこまで指輪に執着してしまう女性は、彼に対する気持ちが、実はそこまで強くはないのかもしれません。
「結婚」や「プロポーズ」なんてキーワードに対する憧れだけが先走ってしまい、肝心の彼の気持ちを無視するようなことにだけは、ならないようにしたいですね。
大事なのは「気持ち」です！
指輪なしのプロポーズに対して、女性が抱える気持ちは複雑です。
多くの人にとって、一生に1度しかない機会と言っても過言ではないプロポーズ。
だからこそ、ドラマティックに、指輪を捧げるようなシチュエーションでプロポーズされたいと願う女性が多いのです。
ですが、現実はドラマのようにはいきません。
そして、人の気持ちは操ることなんてできませんから、彼女が「プロポーズには指輪が欲しい！」と強く願っていても、その気持ちは彼には理解できないものになってしまうかもしれません。
男性と女性で、ズレがある婚約指輪に対する意識。
彼が抱くであろう「指輪は本当に必要？」「自分が選んだもので気に入ってもらえる？」といった不安や疑問を汲み取ったうえで、指輪なしでのプロポーズを受けた時にも、温かい心で受け止めるようにしたいですね。
結局、プロポーズの際に最も大切なのは、お互いの気持ちです。
指輪はただ、気持ちを象徴する1つの「物」でしかありません。
真剣に気持ちを伝えてくれた彼に対して、女性としても、指輪の有無に関わらず、真剣に応えるようにしなければなりません。
本気で彼を想う気持ちがあるなら、指輪そのものが無くても、彼が勇気を出して気持ちを伝えてくれた思い出は、しっかり心に刻まれることでしょう。
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