原因が彼の口から出たとき
あなたが彼との婚約を破棄しようと考えたのは、間違いなくそこには「婚約を破棄するほど」の出来事があった訳で、そして必ずそれには原因があるのが当然です。
例えば、彼が考えられないくらいの借金を背負ってしまった、また別の女性と密会していたなど、そんな出来事であれば十分に婚約破棄を考えてしまうんじゃないでしょうか?
ですが、彼がその出来事の発端でありそこは理解しているものの、男性の沈黙することの多い性状からか、なかなか具体的な話って引き出せないと思うんです。
「その時が来たら話す」とか「いずれ説明する」とか、婚約の破棄を考えるほどの出来事なのに、何故か男性ははぐらかしてその場を切り抜けようと画策してしまうことが少なくないんです。
だから今ひとつすっきりしない、もやもや感が残る...なので彼の口から原因を聞いて、決着が着いてから婚約破棄をしようと考えますよね?
しかしそれこそ彼の思う壺で、現実はそのまま時間が過ぎて、原因が分かった頃にはあなたの溜飲がある程度下がってしまっていて、婚約破棄にまで至らない...あると思います。
後でやっぱり思い出したかのように彼に婚約破棄を突き付けても、「今更何言ってんの?」「それはあの時で終わった話だよね」など、軽くあしらわれてしまうことになるでしょう。
そうなると、あなたがいくら婚約を破棄しようとしたところで、彼と大いに揉めること必至ですし、無駄な労力を使うことになる可能性が高いと言えます。
なのでこの場合、彼が「原因を自ら口にした瞬間」を見計らって婚約破棄を突き付けるのが、最良になるかと思われます。
理由は、彼自身が婚約破棄の原因を口にしたことでその話題がホットになった訳なんですから、「今更感」もありませんし話題が「始まった」んですから、彼は言い逃れが出来ません。
今更感もない、話題がホット、そしてそれが婚約を破棄するほどのもの...となれば、彼はもはや閉口するしかなくなり、針のむしろになるしかなくなるものだと思われます。
彼があなたの逆鱗に触れたとき
人の怒りって、感情が爆発したのに近い感覚があって、そしてそれは周囲が何を言おうとそう簡単に抑えられない、爆発だから抑え込めないところがあると思うんです。
だから周囲はそれが収まるのを黙って待つ、怒りを示す側をなだめる、仕方なくその主張を受け入れるなど、通常よりも態度や対応を軟化させる傾向があるんじゃないでしょうか?
中には、逆ギレではありませんけど怒りを怒りで返すパターンも多少はありますが、それは怒りを示す側に過失がある、またよほどその怒りに身に覚えのないときくらいんです。
要はほとんどの場合、怒りを示された当人が取ろうとする行動というのは、「相手の怒りを何とかする」というベクトルになるはずなんです。
ではですよ?
今回、あなたが婚約破棄をしたいという気持ちを生んだ原因が明らかに彼にあるなら、もうその場で激怒してしまって関係を解消してもいいんじゃないでしょうか?
婚約を破棄するほどの出来事があった際にそこで激怒して、もう彼に有無を言わせないくらいに感情的になってしまえば、もう彼はあなたから身を引くしかなくなると思います。
もっともそれだと、出来事があったタイミングだけに限ってしまうので、それを逃して今に至っている方だともう出来ませんし、タイミングとしてはあまりに限定的です。
その場合、怒りのきっかけは何でもいいので、「今後彼があなたの逆鱗に触れたとき」を見計らって婚約破棄を突き付けてしまいましょう。
きっかけなんて何でもいいんです。
彼があなたに対して怒る理由さえ与えてくれれば、そこから無理矢理婚約破棄を決定付けた出来事を持ち出して、さらに怒ればいいだけの話なんです。
あなたが激怒したきっかけは無関係なものの、あなたは怒っている最中ですし、原因はそもそも彼にあるんですから、彼は強気に出られない可能性が高いでしょう。
前述のとおり爆発をおえたいけど出来ない、怒り向けられ態度が控え目、そして自身に過失があり逆ギレも難しい...そんな彼は、もう婚約破棄を受け入れるしかないものと思われます。
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