虚無感を感じやすい瞬間とは？
①失恋
失恋をした時や離婚をした時など、長らく連れ添っていたパートナーと別れた後は、虚無感を最も感じやすい瞬間の1つ。
仕事や友人関係など、他のことがうまくいかなくても、恋人がいることで心が満たされる人も多いのではないでしょうか。
パートナーがいなくなったことを実感した途端、心の穴がぽっかり開いた気分になり、虚無感につながってしまうのです。
また、好きな人に告白をして振られてしまった後も虚無感に襲われやすいもの。
自分の思いが伝わらず、今まで抱いてきた恋心が全部水の泡になってしまう時は、心が空っぽになってしまう可能性がかなり高いでしょう。
②映画やドラマを観終わった後
映画やドラマなどを観ているときは、画面の向こうの世界に感情が入りやすいものです。
小説やマンガといった、フィクションの本を読んでいる時も同じでしょう。
映画のエンディングやドラマ・アニメの最終回、本を読み終わった後は、一気に現実世界に引き戻され、そのギャップから虚無感につながってしまいます。
ストーリーに入り込むあまり、つい登場人物の生き方と自分を重ね合わせることもしばしば。
いくらフィクションとはいえ、「自分は何をやっているんだろう……」と、心が空っぽになった感じになってしまうんですよね。
映画やドラマの後で感じる虚無感は、虚無感というより「余韻」と捉えたほうがいいかもしれません。
一概には言えませんが、映画やドラマ、アニメなどは観る人をストーリーに引き込ませて、余韻が残るように作られている作品がほとんど。
現実世界に戻ったあとに感じる虚無感をバネに、「明日から頑張ろう」という気持ちにさせてくれているのかもしれません。
③大きな目標を達成した時
受験や仕事など、人生の中でも指折りの大きな目標を達成した後は、次のさらなる目標がない限り虚無感に陥ってしまうかもしれません。
目標達成に向かって頑張っているときは、やりがいもあって心が満たされるもの。
やりきった瞬間は喜びで満ち溢れるものですが、少し経った時に完全燃焼してしまう恐れもありますよね。
なんの目標もなく、同じことの繰り返しでは心が空っぽになったままです。
モチベーションを失わないためには、常に目標を作り続けることが大切。
達成した後の休息ももちろん大事ですが、あまり満足しすぎずもっと大きな目標を作ってみるといいかもしれません。
④飲み会が終わった帰り道
飲み会でお酒を飲んでいるときは、テンションが上がって気分が盛り上がることがほとんどですよね。
でも飲み会が終わって家に帰った後、酔いが醒めてきて一気に心が虚しい感じになる経験をした人も多いはず。
楽しくて盛り上がっている状態から急に孤独になるのは、虚無感に苛まれる瞬間の1つと言えるでしょう。
1次会が終わって2次会、3次会と行きたくなってしまうのは、1人になって虚無感に襲われるのを避けたいからなのかもしれません。
次の日からいつもの日常が始まることへの恐れから、虚無感につながることもあるようです。
⑤結婚式の後
結婚式の後は、式を挙げたカップル側も式に出席した側も虚無感に襲われやすいので要注意でしょう。
結婚式を挙げるために、カップルは半年以上前から準備することがほとんど。
式場を押さえたり、招待状を送ったり、披露宴のプログラムなど、やることが山積み。
新婦ならば、ウエディングドレスを選んだり、中には当日のためにボディメイクをする人も多いはず。
人生の中で大事なイベントを成功させ、幸せな時間から日常に戻った後は、その達成感から心が空っぽになりやすいのでしょう。
また、結婚式に出席する側も、たくさんの感動に包まれて幸せな時間を過ごすことになります。
現実世界に戻される虚無感ももちろんですが、特に結婚をしていない人ならば「自分はまだ先なのかな……」と、虚しい気持ちになってしまうかもしれません。
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