今は一人の時間
男性というのは、デートの時間と仕事の時間、そして自分一人の時間などをきっちりと明確にする傾向があり、これはいわゆる男性の性質のひとつとして捉えてもいいでしょう。
逆に女性というのは、彼氏とのデートとか仕事、自分一人の時間なども一緒くた、一連の流れとして考えている節があり、例えば仕事中でも恋愛のことを考えていることも少なくありません。
だから女性には分かりにくいかもしれませんが、この場合の彼氏がいつまでも返信してこない、また遅いのは「今は仕事中」「今は一人の時間」と、分けてしまっているからなのだと思われます。
このように言うと女性は、「別に返信する時間くらいあるでしょ？」と思われる、そして実際彼氏に対してもそのような発言をしたことがあるでしょう。
しかしそのような発言をしたところで、彼氏は内心「今はお前との時間じゃない」とか、無意識にそういう思考に変化している為に、何を言おうがそこは改変されません。
だからあまり過剰に責め立ててしまうと、最悪「こいつは仕事中もこんなことばかり考えているのか」とマイナス評価となり、見切りを付けられてしまいかねませんのでほどほどにしておきましょう。
これについては本当に理解出来ないと思いますが、男性側も「仕事中になんでLINEしてんの…？」と同じく女性を理解出来ないので、そこは男女差と割り切らないといけません。
こういう男性は、逆にデート中とか恋愛モードになった際はきちんと相手をしてくれるので、女性としては少し物足りないかもしれませんが、まずはそこで満足しておくようにしましょう。
どうしても物足りない、もっとやりとりをしたいと思う場合は、とりあえずLINEの返信が遅いのは置いておき、一方通行でもいいので自分から「ほどほどに」発信しておくのがいいでしょう。
出来れば、彼氏の邪魔にならない時間帯を事前にリサーチしておくと、そういう男性だからこそそういう気遣いは嬉しいので、結果的に返信の増加に繋がる可能性があります。
LINEをするくらいなら会う
LINEには電話機能もあるのですが、基本的にはメッセージを発信受信するツールという印象が強く、そこは過去にあった「メール」の域を出ていないところがあります。
だからあくまでLINEは「文章のやりとり」、「優先順位の低いやりとり」という印象を男性は持っていることが多く、それにより言い方は悪いですがLINEの軽視傾向にあるのです。
それによりLINEの返信に関しても軽視しがちで、あなたからのメッセージを受信したところで「この内容なら返信しなくてもいいだろう」と、自分の判断で返信をしないでしょう。
ですのでこういうタイプの男性の場合は、「遅い」としても返信があったことを喜ばないといけません。
と言うことで結論になりますが、この場合の彼氏はつまりLINEでちまちま（と本人は思っている）やりとりをするくらいなら、会った方が早いという思考を持っていると言えるでしょう。
女性としては「LINEと会うのは違うんだけど？」とずっこけそうですが、男性はLINE
まあ男性ならではと言った感じで、場合によってはLINEを「効率が悪い」とか「意味があるの？」なんて、根底のところから否定する場合もあって、もう女性としては何を言っているのか分からないと思います。
それも男女の脳の差と言える部分で、もうそこまで極端な思考の場合は諭そうとしても土台無理ですので、諦めた方が無難だと考えられます。
それでも返信してほしい！遅いから改善して！と思われる場合は、「電話では出来ないLINEの有用性」を、じっくりと説いてあげるのが効果的でしょう。
何せこういう男性は効率とか意味を求めてしまうので、逆に言えばそれらがあればLINEを活用する、LINEにしか出来ない何かがあれば使わざるを得ないことになるからです。
ただし、上から目線で言うと拒否されてしまうので、さりげなく会話に盛り込むなどをすると、試しにやってみよう的な行動を始めると思いますので、そうなればしめたものです。
「あなたに」関心がない
これはあってはならない心理、女性が最も恐れる彼氏がLINEを返信しない、または遅い心理となりますが…現実は結構な割合でこのパターンは多いようです。
まあ簡潔に言うなら、あなたに興味がない、関心がないのでLINEも見ていない、だから返信もしない、気付いても遅い、何と言いますか「どうでもいい」のです。
どうでもいいのですから、優先順位も限りなく低いことが伺えますし、人が興味のないことに対する行動というのは先に記述した通りで、おおよそ今後も改善される見込みはないでしょう。
彼氏はもう冷めています。
しかしその冷めたという現実、もしかするとそうやってLINEの返信を強要していたとか、返信がないまたは遅いという状態を改善しようと、口酸っぱく言ってしまったことが根底にあるのかもしれません。
だから、当面はLINEの頻度を減らすのが望ましく、それで暫く様子を見るようにして彼氏の動向を伺い、その都度何らかのアクションを起こすのが無難でしょう。
なお、LINEを「全くしない」という選択は取らないようにして下さい。
現時点で彼氏はあなたに関心がなく、別に接点がなくなればそれはそれで構わない状態なのです。
そんな状態でLINEをピタリと止めてしまえば、そのまま彼氏はフェードアウトをしてしまいかねませんので、つなぎ止めるという意味で適度にはLINEを続けるようにして下さい。
何はともあれ危機的状況、関係の破綻間近、終焉が近づいていることは間違いなく、そのまま放置しておけば確実にそこに向かって前進してしまうものだと考えられます。
この状態の彼氏は、おそらくLINEの返信どうこうというだけでなく、会っても冷たい素振りなのは明確ですので、そこでおおよそ気付くことが出来るでしょう。
彼氏のLINEなどとりあえず置いておいて、改めて自分を見つめ直したり振り返ったりなどをして、自分の改善を試みなくてはなりません。
お互いが歩み寄ることが重要
ここまで、彼氏のLINEの返信が遅い理由について記述しましたが、多くの女性はあまり納得出来ない、中には信じられないといった意見もあるかと思います。
ですが、男性のLINEに対する姿勢なんてこんなもので、あくまで「文字を打つだけのもの」でしかなく、それ以上それ以下でもないのが現実なのです。
だからいくら返信してと言ってもなかなかしてこない、絶対にLINEをして欲しいと願っても忘れている…悪い風に言うなら、LINEなんて「その程度のもの」なのです。
もっとも、LINE好きの男性だってたくさん居ますので、どうしても今の彼氏のLINEに対する姿勢が気にいらないのであれば、無理に矯正しようとせずにそういう男性を探した方が、遙かに早いと言えるでしょう。
なお、今の彼氏にどうしてもLINEをしてほしい、きちんと返信をしてほしい場合は、取り決めは行いつつも「彼氏寄り」で条件を出すのが無難だと思われます。
なお、やってはいけないのが何かと引き替えとすることです。
例えば、LINEの返信が遅れた回数だけエッチしないとか、そういう訳の分からない縛りを彼氏に強要すると、LINEどうこう以前に気持ちを失ってしまいますので禁忌だと考えて下さい。
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