ほうれい線はいつごろから出はじめる？原因と効果的な改善方法を紹介

ほうれい線を改善する方法

ここでは、ほうれい線を改善するための方法について説明します。

詳しい改善方法を紹介する前に、年代別の主な原因と改善方法を下記の通りまとめておきます。

こちらを参考にしてもらいつつ、自身に合った改善方法をご確認くださいね。

・20代 20代のほうれい線の原因は、ほとんどの場合が乾燥です。しっかり保湿ケアを行って肌のコンディションを整えることで改善できます。

・30代 30代は、40代のたるみ本格化に備える時期。コラーゲンやエラスチンが減少しないよう、UVケアを徹底しつつ、ツボ押しや表情筋をきたえてたるみを予防しましょう。

・40代 40代のほうれい線改善には、表情筋エクササイズやリンパマッサージが有効です。皮膚のたるみを解消し、頬を支える筋力を身に付けましょう。

ツボ押しで改善

ツボ押しを行うことで、バランスの乱れた表情筋をほぐし整えることで、ほうれい線の改善が期待できます。

また、弾力線維を伸ばしてしまう、むくみを解消するのにも貢献します。

ツボ押しのいいところは、いつでもどこでも手軽実施できるところ。

ほうれい線に効果のあるツボをあらかじめ調べておいて、仕事の休憩時間や家事の合間にほうれい線対策をするのもいいでしょう。

ツボを押しをする際の注意点は、ツボ押し中に痛みがある場合は、優しくさする程度で十分なので強く押しすぎないようにしましょう。

また、ツボを押すときは、爪が肌を傷つけないように指の腹を使って行いましょう。

・巨髎（こりょう） 小鼻の横ラインと正面を向いた黒目の縦ラインが交わったところにある、頬のむくみやたるみを改善するツボ。

両手の人差し指でゆるめに押し、5秒ほど経ったらそっと指を離しましょう。これを3回繰り返します。

・地倉（ちそう） 口角の外側左右にある、口周りのしわやほうれい線を改善するツボです。食欲抑制効果もあるので、ダイエット時にもおすすめです。

巨髎と同じく、5秒ほどゆるめに押してからそっと手を離します。これを3回繰り返します。唇に傷つけないよう、指の腹で押すようにしましょう。

・顴髎（けんりょう） 目じりの縦ラインの頬骨の下にあるツボです。顔のむくみを解消してくれ、顔の引き締めに効果があります。顔全体のたるみを解消し、ほうれい線もきにならなくなるでしょう。

5秒ほどゆるめに押してからそっと手を離すのを3回繰り返します。

エクササイズで表情筋を鍛える

表情筋は、専門のエクササイズを行うことで鍛えることができ、衰えを軽減できます。

・「あ」「い」「う」「え」「お」体操 「あ」「い」「う」「え」「お」の口の形を順番に作ってみましょう。

できるだけ大きく口を開けて、少々オーバー気味に動かします。

空気を入れて左の頬を膨らませます。空気を口の中で移動させるイメージで、続いて右側の頬も膨らませます。

左右交互に30秒繰り返しましょう。

・舌まわしエクササイズ 日常的に続けやすい「舌まわし」もおすすめです。

舌まわしのやり方はとても簡単。口を閉じた状態で、歯に沿わせるようにして口の中で舌を回します。右回りと左回り、各10～20回ずつ行いましょう。

ポイントは、筋肉の疲労につながるのでやりすぎないこと。少しずつでいいので長期的に続けましょう。

・自分クセに合わせて意識する その他、鏡で自分の笑顔をチェックして、口角の上がり方の左右差など自分の表情筋の癖を知ることも大切です。

自分では左右均等に口角を上げているつもりでも、意外と片方の筋肉は動かせていないことがあります。

表情の癖がしわにつながることもあるので、極端な癖があるようなら、意識的にバランスがとれるよう改善しましょう。

リンパマッサージで老廃物を流す

顔がむくみやすい人には、リンパマッサージがおすすめ。

リンパマッサージにより、血行をよくし老廃物を流して、むくみが要因のほうれい線を軽減しましょう。

・リンパの流れをよくするマッサージ

1.口角から耳の下に向けて、3本の指の腹で小さな円を描くように引き上げる 2.眉間からこめかみに向けて、3本の指の腹で小さな円を描くようにマッサージ 3.下まぶたの目じりから目頭へ、上まぶたの目頭から目じりへ、3本の指の腹で円を描くようにすべらせる 4.手のひらを頬に当て、下から上に引き上げる 5.首を下から上になで上げ、耳の下から鎖骨にリンパを流す

・ほうれい線になるのを予防するマッサージ

1.唇の下から小鼻の横に向けて5ヵ所ほど、やや力を入れて少しずつつまむ 2.あごから耳下に向けて5ヵ所ほど、フェイスラインに沿って少しずつつまむ 3.手のひらでフェイスラインを引き上げて5秒キープ

・ほうれい線に効くこった筋肉をほぐすマッサージ

1.肩や首の力を抜いてリラックスし、口の力も抜いて半開きにする 2.手をグーにして頬骨の下あたりにおいて、10回ほど外にまわす 3.下に向かって3ヵ所ほど同様に外まわしを行う 4.口角の下あたりも同様に筋肉をほぐす

コラーゲンなど肌にハリを出す化粧品の活用

ほうれい線の要因となる乾燥を解消するためには、保湿効果の高い化粧品を選ぶことで、肌のハリと弾力を取り戻すとよいでしょう。

コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドといった保湿成分を含む化粧品で、デイリーケアの質を上げることがほうれい線防止につながります。

ここでは、ほうれい線のスキンケアに取り入れたい、おすすめコスメをいくつか紹介します。

シートマスク

出典：株式会社フローフシ

https://www.uz.team/jp/ffproduct/saisei-sheet

販売元：株式会社フローフシ 販売価格：726円（税込） 内容量：2枚入り

SAISEIシート マスクは、目もと用、口もと用、フェイスライン用と部位に合わせた3種類で、潤い効果だけでなく、きゅっと引き上げるリフトアップ効果も期待できます。

ほうれい線が気にならなくなったと、人気を集めているようです。

週に2回のスペシャルケアとして、取り入れるとよいでしょう。

クリーム

出典：資生堂

https://www.shiseido.co.jp/sw/c/products/SWFG070410.seam?online_shohin_ctlg_kbn=1&shohin_pl_c_cd=782702&sc_rto=pc_search_782702

販売元：資生堂 販売価格：8,580円（税込） サイズ：L（22g）

エンリッチドリンクルクリームは医薬部外品で、肌のうるおい不足を解消してしわの改善が期待できます。

しわを改善する薬用有効成分「純粋レチノール」のほか、ハリを保つコラーゲンも配合されており、ほうれい線ケアにぴったりでしょう。

美顔器の活用

ほうれい線は日々の肌ダメージや加齢で徐々に刻まれていくので、日々のケアを始めても、すぐ改善とはいかないのが現実ですよね。

予算が許すのであれば、比較的に効果が出やすい美顔器を活用するのもおすすめです。

美顔器は、しわやたるみを解消するだけでなく、イオン導入やピーリングができるなど、1つの美顔器にさまざまな機能が搭載されたものもあります。

どうせ購入するのであれば、他の気になるお顔の悩みも一緒にケアできるものが望ましいですね。 ここでは、ほうれい線にお悩みの方に、おすすめの美顔器を2つ紹介します。

エステナード リフティ

出典：健康コーポレーション

https://www.kenkoucorp.com/lp/af_lifty/?xadid=afl2717

発売元：健康コーポレーション 販売価格：47,234円（税込）

エステナード リフティは、「温めてほぐす」「引き締める」「美容成分を届ける」の3機能で表情筋にアプローチします。 週2回の頻度、1回約5分の表情筋ケアで、肌のハリを取り戻してほうれい線を改善します。

パナソニック　RF美顔器

出典：パナソニック

https://panasonic.jp/face/rf/products/EH-SR70.html

発売元：パナソニック 販売価格：2,420円（税込）

パナソニックRF美顔器は、ほうれい線も含め目もとや口もと、フェイスラインといった年齢が出やすい部位に集中アプローチできる美顔器。

ラジオ派と呼ばれる高周波と超音波で、たるみが気になる部分をリフトアップします。

肌にしっかりと密着してグイっと引き上げ、ハリ感を取り戻すエイジングケアができるでしょう。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。