誰かに認められたい、愛されたい、褒められたい、…人間の心にはいつも何かしらの欲求が息を潜めているものです。
私が思うに欲求とは、足りない何かを埋めたいと思うことのようで、特に他人に対して大胆になる時現れるような気がしています。
ここでいう大胆とは、元来持つ自分をはみ出した行動に出た瞬間ということ。
気がつく人は「いつもならあんな事言わないのに…」と感じるかもしれません。
そのとき、自分は確かに何かの欲求に突き動かされていたと思うでしょう。
それがいい方向に働くこともあるし、悪い方向に働くこともある。
それは、その欲求の種類とそのときのストレス度合いにもよるでしょう。
だから、一概に欲求を悪いものとして処理するのはよくありません。
注目したいのは、その欲求が満たされない状況がずっと続いた時です。
誰かにほめられるほどいい仕事をしたのに誰もほめてくれない、人事評価も良くない、新たな裁量権を持たせてもらえるわけでもない。
そういう状態に置かれると、心が不安定なまま転がるので傷つきやすくもなるし、感情のブレ幅が大きくなるものです。
そうすると自分自身も精神的に疲れてくるんですよね。
その疲れてきた自分自身にも、欲求不満状態の自分にも気づかずに、少しずつ今の世界に満足できなくなってゆくのです。
まずは欲求不満状態の自分に気づいて、何が満たされていない欲求なのかを知り、その穴を埋めてあげることから始めてみましょう。
穴を埋めるまでは、できるだけ「いまは傷つきやすいから力を抜いて過ごそう」と思うことです。
#4:気を遣って嫌な思いをするくらいなら気を遣わない
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