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結婚と両親の介護と子育てとキャリアの話~考えるべきお金のこと

結婚と両親の介護と子育てとキャリアの話~考えるべきお金のこと

結婚
大塚ちえ
大塚ちえ
2016.04.07

ところで、介護にかかるお金を計算してみたことってありますか?

自分の両親が寝たきりになったときのことや、介護施設に入れるときのこと、考えたことはありますか。

東洋経済オンライン(http://toyokeizai.net/articles/-/50469)によると、月々の自己負担は在宅介護の場合、平均7万円という結果に。この負担額を見てどう思いますか。

捻出できると思うでしょうか。

月7万円って、実際ちょっとツライ金額ですよね。

わたしは特に、実家が田舎で今住んでいるのが首都圏。

今後も今の生活圏から離れる気はなく、実家へ戻る気もないので遠距離での介護になります。

わたしのような人は、月に1~2回様子を見に行くとしても、その交通費もかかるしデイサービスをもっと手厚くしたりと、月平均の7万円よりも高くなることが予想されます。

親が何か病気・ケガをしたら医療費もかさみますし、何より毎日仕事に子育てに忙しくしている中で月1~2回実家へ帰って介護をしなければならないと思うと、途方に暮れてしまいますよね。

わたしは、もう自分の両親とは介護の話をしてあって、親も「子どもの世話にはなりたくない。私たちの介護なんかに手を焼かないで自分の人生を生きてほしい」と言いますし、私も実家に戻って介護をする気もないです。

でも、だからこそやってあげたいことはありますよね。

実家の階段はやけに急だから、老後のためにリフォームしてあげたい、とか、二人が定年退職したら少しは両親のために貯金して援助してあげたい、とか。

両親の懐具合や保険の加入状況、住宅ローンの残高や貯金金額などはなんとなく予想つくものですよね。

私の場合は、両親がほとんど貯金できていないことも知っていますから、実家に帰るたびに「とにかくお金を貯めておいて」と言います。

実家に久しぶりに帰ると、何か食べさせよう、何か買ってあげようとしてくれる気持ちはありがたいのですが、そこは貯金するなり運用に充てるなりしてもらった方が、お互いのためだと思っています。

自分の両親がどのくらい貯金しているか、保険に入っているかなど、全くわからないという人もいるかもしれませんね。

介護について話をしたこともない、と言う人も多いでしょう。

でも、遅くとも自分が30歳になるまでには介護の話、しておくといいと思います。

貯金と言えば、「結婚のため」「子どものため」などと思いがちですが、もしかしたらそこに「両親のため」という貯金カテゴリを追加しなければならないかもしれませんからね。

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#子育てと介護

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