よく「さとり世代」という言葉が聞かれるこの頃。
年上男性が、年下女性を評価する瞬間の多くが、その努力量を、目の当たりにした時だということを、忘れてはいけません。
他人のことを、侮っている人が多いように思いますが、皆、わざわざ口にしないだけで、努力の跡は他人の目にちゃんと映っています。
泣きそうなときに「お前の努力は知ってる」と声をかけてくれるほど、気の利いた人ばかりではありません。
しかし、悟ったふりして思考停止し、努力を怠ることが一番あってはならないことだと思うのです。
私も過去に「どうせ自分の努力なんてのは他人に見えないものだ、過程より結果が重視される」と思い込んでいたことがありました。
しかし、ある年上男性から「どうしてそう思うようになったのか?」と聞かれたことがありました。
職場には、そういうところまで、掘り下げて、私を理解しようとしてくれる人がいたのです。
それから私は「他人を侮ってはいけない、努力の跡は必ず他人の目に映るものなんだ」ということを、心に留めておくようになりました。
もし、それでも本当に、自分の努力が無駄にならないかという、恐怖に襲われる人は、言葉の使い方を変えてみてください。
学生時代、介護老人ホームでアルバイトをしていた時、福祉の経験の無い私は、毎日勤務時間外に、ケアマネジャーの方から借りた、ケアに関するテキストなどを読んでいました。
そしてふと、一緒に働いていた、主婦の方から「覚えることたくさんあって大変でしょう?」と言われたことがあります。
その時、おのずと「いえ、早く一人前になって、皆さんのご負担を少しでも減らしたいです。入居者さんたちにも、良いケアをして差し上げたいですし!」というようなことを答えていました。
それは、日頃テキストを読んで思っていたことですが、そんな風に、口にしてみることで、努力や気概を表現することができるわけです。
そうして初めて主婦の方に「そういえば、いつもテキスト読んでるわよね、偉いわねってロッカーで皆で話してたのよ。」と言ってもらえたのです。
#4:目上の方を尊重する姿勢は崩さず、基本マナーはおさえること
社会に出てから、時間が経った方には、あまり注意の必要も、無いかもしれませんが、年上男性が、年下女性に対して、ひやりとするのは、基本マナーが、おぼつかない瞬間です。
もちろん、一長一短で、身につくようなことでは無いため、仕方が無いこととはいえ、マナーブックなどを、きちんと読んで、そのマナーが、どうして必要なのか、なぜ、そのようなマナーになったのかを、考えた上で、覚えておくくらいは、したほうが良いでしょう。
マナーは、単純な動きや、その順番だけを覚えても、すぐに忘れてしまうものです。
数学や物理の公式でも、同じですよね。
意味がわからなければ、あんな数字や文字の羅列、すぐに忘れてしまいます。
まず、どんなマナーにも、しっかり意味があり、そうしなくてはならない理由が、あるのだと、心得ておくことです。
また、それらの多くは、目上の方を、尊重する意味が、含まれているということにも、気付けなくてはなりません。
#5:オンオフの切り替えをはっきりしっかり行うこと
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