基本的にはお互いの職場に通勤の不便がないように決めるでしょうが、そうなると職場から離れるケースが多くなると思います。
結果、職場から住宅手当が出ていた場合は、それが期待できなくなりますよね。
=賃貸料を全部自分たちで負担しなくてはなりません。
新しい家に引っ越す際、必要になるお金がいくらくらいかかるか知っておく必要があります。
・敷金・礼金
最近は敷礼0の物件も多くありますが、そういう物件は探すのも大変で、同棲開始の時期によっては決定寸前に他の方の入居が決まった…なんてこともありえます。
不動産屋さんに頑張ってもらえば、この辺りはまけてもらうことができるかもしれません。
カップルのどちらかが交渉上手であれば、同棲の費用もぐっと抑えられそうですね。
・仲介手数料
こちらは不動産屋さんに支払うお金です。
不動産屋さんによってその額は家賃一ヶ月分だったり、0円だったりと様々ですが、
本当の0円ならば不動産屋さんはただのボランティアになってしまうので、結局他の名目で払わされることが多いようです。
0円だからと飛びつかないで、お気に入りの物件があったらいくつかの不動産屋さんに連絡を取り、見積もりを出してもらいましょう。
大切なのは見積もりでいくらくらいになるのか、そしてどういう条件であればこれより抑えられるのかを知ること。
たとえば「入居決定後であれば大家さんに交渉して礼金を下げることが出来るかもしれない」などと言ってきますので、そういう条件を全部まとめて吟味してみましょう。
・前家賃
契約時に、入居後数カ月分(多くの場合1,2ヶ月)の家賃を支払うことになります。
基本的には日払いにしてくれますが、今いる家を引き払ってすぐに引っ越し、というわけにはいきませんので、だいたい入居の前二週間分くらいから発生してしまいます。
・鍵交換費用
こちらも最近はほぼ必須でかかる費用ですね。
たまに自分で交換することもできますが(こちらで業者を選ぶこともできますが)、鍵がそのままだと前の家主がそのまま入れてしまうので、必ず交換しましょう。
・火災保険料
多くの場合同棲をするとなれば賃貸でしょうが、賃貸借契約では原状回復の義務があるため、必ず加入することになります。
こちらも地味に痛い出費ですが、万が一の時自分たちのためになる費用ですので必ず支払ってください。
・共益費、管理費
こちらも近頃は0円の物件が多くなってきました。
基本的には毎月家賃とともに支払います。
しかし、上記の通り仲介手数料や敷金、礼金などには含まれません。
最近は物件探しのサイトでも「管理費・共益費を含む」で家賃を検索することができるので、月々の支払に関わることですし、これを含めて家賃の目安を決めておきましょう。
たとえば、以下の様なケースを考えてみましょう。
都内で暮らそうとすれば、このくらいはかかってしまいそうですね。
家賃9万円(管理・共益費込み)
・敷金1ヶ月分
・礼金1ヶ月分
・仲介手数料1ヶ月分、
・前家賃2ヶ月分
・鍵交換費用12,000円
・火災保険料8,000円
これだけでもう50万円近い出費です。
これに加えて生活を整えるための費用(家具や各種用品)などもかかるのですから、同棲も簡単な気持ちではできませんね。
また、それぞれ今住んでいる家のクリーニング代などもかかることをお忘れなく。
ちなみに、同棲に必要な間取りはみなさんどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
多くの場合、1LDKを検討しているかもしれません。
キッチンダイニングが居間のようになっていれば、普段はそこで過ごしてもう一室はベッドルームへ。
ですが、これでは四六時中二人が顔を合わせていなくてはならず、一人のスペースはありません。
資金と照らしあわせて検討すべきではありますが、できることなら2K、2DK、2LDKくらいはほしいところ。
それぞれの部屋を持つだけで随分と喧嘩が減るかと思います。
せっかく同棲したのにすぐに破局…なんてのもイヤですよね。
間取りは重要ですので、「ずっと一緒にいても大丈夫だよね?」なんて気軽に考えるのではなく、しっかり将来のことを考えて検討しましょう。
【2】引っ越しに伴う費用
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