「自分のもの」と思い込むのも彼氏依存
彼氏のことを「自分のもの」と思い込んでしまう場合、これも立派な彼氏依存の症状の1つと言えます。
まず大前提として覚えておかなければならないのは、彼氏は「もの」ではなく「人」であるという点です。
当たり前のことなのですが、恋は盲目と言われるだけのことがあり、恋愛に夢中になり過ぎると、これを忘れてしまう女性も少なくありません。
憧れていた男性や大好きな男性と付き合うことができたら、その途端に「彼は私のものになった」という感覚を持ってしまうことがあるのです。
また、中には付き合い始めの頃はお互いを尊重していたのに、付き合いが長くなるにつれ、「私のもの」という感覚が芽生えてしまう女性もいますね。
このように彼氏の存在を私物化してしまうと、「私のものだから他人にとられたくない」という感覚が芽生えてきます。
これが彼氏依存の始まりです。
もし彼氏が愛想を尽かし、「もう別れよう」と言ってきても、「いや!別れたくない!○○君は私のものでしょ!?」となってしまうこともあります。
これでは彼氏がかわいそうですね。
このような形の彼氏依存は、彼氏を苦しめるだけでなく、自分自身の価値も下げてしまうことを忘れないでください。
「愛すべき彼氏を私物化してしまう最低女」というレッテルを貼られかねないですし、彼氏とも、別れ話がこじれ、良い別れ方ができなくなってしまう可能性があります。
彼氏のことを私物化してしまうタイプの彼氏依存症の場合は、まずは「人を人として尊重できる心」を育むことが大切です。
恋愛に夢中になる前に、いろいろな人と接しながら、コミュニケーション能力を培う努力をしてみると良いですね。
「あなたなしでは生きられない」って本当!?
彼氏依存の症状の中には、彼氏が自分から離れていきそうになった時、「あなたなしでは生きられない!」とヒステリックになってしまうタイプもいます。
こういったヒステリックはある意味、女性の武器とも言えるものですが、これを本心から言っているのだとしたら、危険な状態ですね。
そもそも、男性なんて世界に星の数ほどいるのですし、無理に今の彼氏にしがみつく必要はないのです。
相手の気持ちが離れているならなおさら、そんな彼氏にしがみついている時間はムダでしかないでしょう。
なのに、ヒステリックを起こしてまで彼氏を繋ぎ止めておこうとするのは、まさに彼氏依存の状態です。
もしこの時、付き合っている彼氏がとても心の優しい人だったら、「そこまで言われたら・・・」と、別れを思いとどまってくれるかもしれません。
ですが、本当にそれで良いのでしょうか?
もし一時的に、そうして彼氏との関係を繋ぎ止めることができたとしても、それはあくまで彼氏の「情」によるものです。
愛はそこには無いのに、関係を続けることに、意味なんてありませんよね。
いやいや関係を続ける彼氏と、彼氏依存状態の彼女。
そんな関係を長々と続けても、お互いに疲弊してしまうだけでしょう。
このようなタイプの彼氏依存の女性は、視野がとても狭くなっている傾向があります。
いろいろな男性を見て、いろいろな人生経験をしていけば、「あなたなしでは生きていけない」なんて言葉、バカバカしくなってしまうはずです。
「別れても、もっと素敵な男性はいくらでもいる」「人生には楽しいことがたくさんあるのに、彼氏のことばかりに気を取られているのはもったいない」と思えるようになることが大切ですね。
確かに、「あなたなしでは生きていけない」と思えるほどの熱い恋愛をすることは、とても素敵でロマンティックなことではあります。
ですが、それはお互いの気持ちが熱く燃え上がっている時の話。
どちらかの気持ちが離れたなら、さっさと目を覚ましてしまいましょう。
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