彼氏は二股男だった！最低なのに別れる気持ちになれないのはなぜ？

二股男である事が発覚して、あなたが憤慨してその二股男を問い詰めたり怒っていると、潔く土下座されたらどう思いますか？

それくらいして当然だと思いつつ、自分の好きな人が目の前で床におでこをつけている姿を見るのは辛くないですか？

「魔が差した。〇〇ちゃんだけなんだ。」と言われたり、「もうこんな俺の事嫌いだよね。」と言われたり、二股男はあなたの気持ちを揺さぶる言葉を浴びせてきます。

怒っていたはずなのにだんだんとなぜか同情に近い感情がうまれてきて、「もういいよ。」となってしまうのです。

とことん卑怯な男だなと思ってしまいますけれど、二股男に惚れ込んでしまっている女性には、そんな姿が可愛いと感じてしまうのかもしれません。

二股男はそういう修羅場も、女性に怒られる事も、土下座する事にも慣れているかもしれません。

だったら、全然誠意を感じるモノではありませんよね。

それでも、こんなに謝っているのだからもう一度信じてみようとか、本当に一瞬の気の迷いだっただけかもしれないと思って、二股男を許してしまうのです。

謝っている人を許せない自分を、許せないのだと思います。

お人好しというのでしょうね。

二股男を取り合う。

二股男という事は、二人の女性と付き合っているという事です。

その二人にとって、相手の女は恋敵な訳です。

そしてお互いに自分が、彼にとっての本命だと思っています。

そういう心情から、本来二股男に向くべき怒りの気持ちが、相手の女に向くのです。

男性が二股男になってしまったのは、その女が現れたせいだからだと思うのですね。

それは、自分が騙されていた事・裏切られていた事を認めたくないし、その原因が二股男にある事を認めたくないからです。

二股男をかばいたいという気持ちになってしまうのです。

そこからは女同士の修羅場です。

「私が本命よ！」「いいえ！私よ！」「別れなさいよ！」「アンタこそ！」という争いが勃発するのです。

とっても惨めな争いだと思いませんか？

この争いが怒っている間、二股男は蚊帳の外です。

落ち着いたらまたどちらかと付き合おうと思っていたり、もう面倒だからこのまま退散してしまおうと思っているかもしれません。

二人のどちらとも本気ではなく、今を愉しむだけの相手として付き合っているだけなら、争っている二人の女を見ていると嫌になってきて、二股男から別れを告げられるという、信じられない事が起こるかもしれないのです。

嘘をつかれるだけつかれて、醜い女の争いをするだけして、まとめてポイッとされるなんて考えたくないですよね。

二股男は魅力的。

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