愛することってどういうことなんだろう。
そんな風に考えたときに、きっとしっくりくるのがこの答え。
相手が幸せになることを、純粋に願うことができるということです。
愛する人の幸せを願う、言葉ではきっと簡単に言えること。
若い頃だって「あなたの幸せを一番に願ってる」なんて臭いセリフも言えてしまったはず。
しかし本当に相手の幸せを一番に考えるって、そんなに簡単なことではありません。
相手の幸せを考えているように思えても、裏を返せばそこには自分の幸せも入り混じっていたりするものなんですね。
相手の幸せと自分の幸せを=で考えてしまうのも、若い頃の考え方の特徴かもしれません。
相手に幸せになって欲しいという気持ちよりも、きっと二人で幸せになりたいという気持ちの方が大きいのです。
ですが大人になると、相手の幸せに自分の幸せを重ね合わせて考えないようになってきます。
自分の幸せはまた別のこと、それよりも相手が幸せでいてくれることこそが、一番の願いだと思えるようになるんですね。
それはきっと本当に純粋に願う気持ち。
もしも愛する人の幸せに自分が不要だと感じたら、自分は素直に引き下がることができるのが本当の愛です。
たとえ愛する人がそれを求めていたとしても、それが相手にとっての幸せでなければ、一緒に居るべきではないという考えになってしまうんですね。
相手の幸せに自分が=されるとは決して限らないこと。
それでも良いのです。
愛する人が幸せでいてくれるなら、これ以上に嬉しいことはないのですから。
永遠の愛よりも今精一杯愛することを大切にする
愛は永遠であって欲しい。
愛することを覚えたときに、きっと一番に願うことでしょう。
愛することは永遠の愛を望むこと、そんな気持ちも大人になると段々と変わってくるものです。
大人になることでより現実的な考え方になることが理由でしょうが、永遠の愛を望むことよりも、今の気持ちを大切にしようと考えるようになります。
永遠に続くのであれば、それはきっと願ってもいないこと。
しかし永遠に続くか分からないことに不安になってしまうくらいなら、今愛することだけに精一杯でありたいと思うのです。
未来がどうなるのかなんて誰にも分からないことです。
願ってもこの愛が永遠になる保証なんて、どこにもありません。
それこそ明日には地球がなくなってしまうことだって、可能性はゼロじゃない。
大切なことは、今愛する人を全力で愛することだけ。
今相手を愛おしく思うその気持ちを、大切にしたいと思うのです。
人の気持ちというのは永遠ではありません。
今は心から愛している人のことも、数年後にはすっかり忘れてしまっているかもしれない。
だからこそ今の自分の気持ちを一番に大切にして、相手を愛することに一生懸命になれるのです。
きっとこんな風に考えられるのは、少し大人になれた証拠かもしれませんね。
愛することが自分の幸せにもなる
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