喧嘩別れをした後って、しばらくは「あんな奴とは別れてよかった。スッキリした。」と思うでしょう。
それは、まだ元彼に対するイライラや腹立たしさが残っているからです。
しかし、人はよほどの事でもない限り、ずっと怒りを持ち続ける事は困難だと思います。
だって、喧嘩別れをしたその日にずっと留まっている訳ではありません。
喧嘩別れをした次の日から、あなたが笑顔になる事も起こります。
嬉しかったり驚いたり、はたまた涙を流す事だったり。
何より、喧嘩別れした事とは別にムカムカする事だってあります。
そうやって、喧嘩別れした時の感情に上書き保存するかのように様々な感情になるので、喧嘩別れをした時の心情だけに捕らわれている事ありません。
なので、時間の経過と共に喧嘩別れした時に怒っていた最高潮の感情は静まっていきます。
すると、喧嘩別れをした後にいつか「どうしてあの時謝れなかったんだろう」もしくは「どうしてあの時許してあげられなかったんだろう」と後悔の気持ちが出てきます。
「今なら素直にごめんと言えるのに」「今ならすぐに許せるのに」と。
後悔しても時は戻せません。
そしてあの頃の自分に言ってあげたくなります。
「そんな事にこだわらなくていいんだよ。」と。
まぁ、そうやって恋愛の仕方を学んでいくのかもしれませんね。
喧嘩別れをすると引きずる。
喧嘩別れをしたという事は、感情的になったまま別れてしまったという事ですよね。
つまり、冷静になれば割と早い段階で喧嘩別れした事は失敗だったと気付けるという事でもあります。
でも、喧嘩別れをする時はお互いに結構ヒドイ事を言い合っていると思うので、今更ヨリを戻したいなんて言えるはずもないと考えます。
ですから喧嘩別れをした後に、やっぱり彼が好きだと思ってもなかなか素直になれず、一人で悩ましい日々を過ごす事になるのです。
話し合いをして別れたという事なら、冷静な自分がそこにいるので、勢いで間違った判断をするというリスクは少ないです。
ある程度納得して別れている訳ですから、未練がある事を一人で抱えなくて済みます。
だって、元彼に「もう少し好きでいていい？想っているだけだから。」という弱音を伝える事だって可能ですからね。
これが喧嘩別れとなればそうはいきません。
今更しおらしい事を言っても、あまり相手の心に響かないですからね。
「あの時、お前こんな事言ってたの忘れたのかよ！？」と、元彼をより怒らせてしまう可能性だってありますからね。
例えお互いに未練があったとしても、お互いに「今更どうすればいいんだろう・・・」と思うはずですから、ヨリを戻せるとしても、なかなかタイミングが掴めなくて、そうこうしている内に新しい出会いがあって、どちらかが新しい恋をスタートさせるって結末だったりするのです。
喧嘩別れすると消したくなる。
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